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2020.07.30

シンボルマーク作りました

こんにちは。本澤です。

この度、イナセ工務店のシンボルマークを作りました。

実はずっとオリジナルのマークを作りたい、と思っていましたが、やっと満足のいくものが完成しました!

 

シンボルというくらいですので、僕たちの想いや在り方をひとつのマークとして表現したいと構想していました。

 

お店を作る上で、お客様含め、職人やアーティストなど多くの人たちと手を取り合って作り上げるスタイルを基本としています。その為、特に人との繋がりを大切にすることを念頭に置いています。

そんな想いをシンボルとして、僕たちと関わるたくさんの人たちの手元に届きやすい形をイメージをした時に、昔から封筒の熨斗などに使われる「水引」をひとつのモチーフとすることにしました。

よく結婚式のご祝儀に赤と白で巻かれているあれです。

 

そこからとりあえず、水引というものを調べ始めました。

形も意味もさまざま。深く調べれば調べるほど意味深で、とても興味深い文化だと感じ、そのうちに国内に水引アーティストととして活動している方の存在を知りました。

水引のプロフェッショナルであり、人との縁や繋がりへの価値観や考え方に共感するものを感じ、「是非この方と物作りをしたい!!」と思い切って連絡したところ、快諾していただき、イナセ工務店の想いを汲み取ったオリジナル水引を作ってくれることに!

※以下ご提案 引用

|CONCEPT

「いなせ」とは江戸時代の「鯔背銀杏(いなせいちょう)」という髪型に由来し、男気があり、 身のこなしが粋であり、気風の良いさまを言う美意識のひとつです。 イナセ工務店の、強い意志と心意気を結び目に託し、結び目を二つ抱き合わせることで お客さまと真摯に向き合いながら繊細な心配りや仕事ぶりをお約束する姿を表現しました。

|MOTIF

「銀杏の葉」をモチーフとし、結びに展開。それら二つを向かい合わせています。 銀杏の花言葉は、「荘厳」。威厳があって気高く厳かなさまです。 樹皮の厚さと含んでいる水分の多さから火に強く、大火の中でも燃え残った記録もあるほどで、 そのような経緯から「建築が燃えないように」とも願いを込めて植えられている銀杏。 生命力も強く、樹齢 1000 年を超すこともあることから、イナセ工務店はじめ携わった建築も この先も末永く続きますようにと、銀杏の葉に願いを込めました。

 

素晴らしいデザインとコンセプトに本当に感動しました。

 

そしてこちらのオリジナル水引をベースにグラフィック化しマークとしました。

僕たちの分身のような大切なシンボルマークです!

これからイナセ工務店から発信するものや、人の手に渡るものにはこのマークを添えていきたいと思います。

 

Special Thanks!

TIER 長浦ちえさん