からだにピース

からだにピース

こんにちは、ソネダです。お久しぶりでございます。



梅雨が一瞬で終わって、暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年の夏は都内にいれることの楽しさと、地方の夏も素敵だったなあと噛み締めている今日この頃です。

 

約8ヶ月ぶりにぼくのターンが回ってきました。イナセメンバーは今のところ順調に(ギリギリ)ブログのバトンをつないでいますね。きちんとつなげるように余裕を持ってリミット1日前に焦っているぼくです。

 




今回はぼくの好きなもの、

「漫画」について書いてみようかと思います。

 



ぼくはわりとまわりの人や物に影響を受けやすいタイプで、漫画もぼくにたくさんの影響を与えてくれた存在です。



実家に住んでた頃は父母姉それぞれ漫画が好きで、みんなの漫画を詰め込んだ漫画だけの部屋がありました。親に叱られてそこに閉じ込められるのがとても楽しみでした。



影響を受けやすいタイプの僕が最も影響をうけた漫画の中のお話をちょっとしますね。
それ読もうと思ってたーって人はすいません、シカトして下さい。

 

 


タイトルは

「BLUE GIANT」

 

 

ご存じの方も多いかと思いますが、ジャズの漫画ですね。

 

あらすじは端折りますが、主人公の大という青年が世界一のジャズプレーヤーになるために、色んな人と出逢いながら、ひたむきに真っ直ぐに人生を歩む漫画です。

 

 

その中で人生の教訓にしているストーリーがあるので、紹介させて下さい。

 

 

大は世界一のジャズプレーヤーを目指して、単身ドイツへ渡ります。

知り合いも一人もいないし、お金もありません、ドイツ語も英語も話せません。

 

ある日、とあるカフェで知り合ったクリスという大学生が、見ず知らずの大の為に、寝床を貸してくれたり、ライブするための場所を探してくれたり、友達中に声をかけてくれたり、色々と出来る限り尽くしてくれます。

 

 

大はクリスに聞きます

「どうして家族でもないオレにそんなに優しくしてくれるの?」

 

 

クリスは答えます

「普通のことだよ。人に優しくすることは、ステキなことだからね。」

 

 

クリスは昔一人でヨーロッパを旅していた時の出来事を話しだします。

 

 

「ロンドンのホステルの喫煙所にいるときに、必ずそこに現れる奇妙なジョージア人がいたんだ。そして必ず「1本くれないか?」と聞いてくる。

 

ボクは変なやつだと思いながらタバコを1本あげていて、それが数日続いていた。

 

ところがロンドンを去る前の夜中に、眠れずにタバコを吸いに行くと急な腹痛に襲われて、その場にうずくまってしまったんだ。

 

そこに例のジョージア人が現れて、異変に気づいた彼は大声で叫び始めた。

Somebody help!!(誰か助けてくれ!!)

何度も何度も大きな声で。

 

 

その後病院に運ばれて、2日後に退院できたんだ。

 

ホステルに戻って、喫煙所に行ったら、またいつものようにジョージア人の彼が現れた。

ボクは助けてくれたお礼の言葉とタバコを1箱丸ごと渡したんだ。

 

 

ところが彼はそこからタバコを1本だけ抜いて「ありがとう」と言ったんだ。

 

 

ボクはその時、

世界はこうやって回ってるんだ...世界はこうして回さなきゃなって、

そう思ったんだ。」

 

 

 

これがクリスが大に対して、優しさ持って接する理由だったんですね。

 

 

 

長くなってすいません、

でもとてもぼくの人生の中で大切にしている考え方です。

 

 

日本にも色んな国の人が増えましたね。

 

コロナも落ち着いて色んな人に普通に接することができるようになりましたね。

 

暑かったり、忙しかったり、お腹が痛かったり、ついイライラしてしまうこともあるかと思いますが、

優しい気持ちを持つことは忘れちゃあいけませんね。

時に厳しくすることも優しさだとも思います。人にも自分にも。

 

 

 

漫画は色んなことを教えてくれますね、本当にありがとう。

今の1番の願いは、冨樫先生が早く元気になりますように。

 

 

 

ではまた

 

 

写真は、クリスが話の例えで使っていた、

マグカップ(喫煙所)と歯磨き粉(クリス)とマジック(ジョージア人)です。

 

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