先日、現在進行中の案件に設置する螺旋階段の製作状況の確認と、工場見学のため、都内のとある鉄工所に行ってきました。
今はまだバラバラの部品の状態ですが、これらの鉄板やボルトを組み合わせながら螺旋階段の完成形に向かって組み上げております。
この日は職人さんのご厚意で工場を案内していただきました。
金属を切る音、叩く音、溶接しているときに出る火花や煙。
普段の現場では見ることのない鉄の加工風景にとても興奮します。
作業服は黒く汚れ、鉄粉がまとわりついていてお世辞にも綺麗だとは言えませんが、自分の体よりも何倍も大きく重たい鉄の塊を操る姿は何より輝いていました。
日々の生活の中で、当たり前のように目にしている鉄骨の建築物は、全てこの道のりを通ることで、世に生まれることができます。
今回はそんな裏方の重要な存在を発信したいと思い、投稿しました。
最近はスケルトン仕上げでデザインすることも多い為、目にする機会が多いと思います。
鉄骨を目にしたときは是非この投稿を思い出してみてください。
