はじめまして!

はじめまして!

はじめまして。
12月よりイナセの仲間入りさせていただきました、


齊藤能斗也(さいとうのつや)


と申します。


今年の9月末にイナセの面接を受ける前、このブログを最初から最後まで読んで、「こんな人達と一緒に働きたい!」と思っていたので、今こうして自分が書いていることが感慨深いです…!


とはいえ、入社したことはゴールではなく始まりにすぎないので、一日でも早く一人前になれるよう日々奮闘中でございます。


今回は自己紹介と、自分がものづくりに興味をもったきっかけ、前職の話、イナセに興味を持ったきっかけを書きたいと思います。


まず、年齢は1999年生まれの25歳で、イナセでは1番年下です。
出身は兵庫県の神戸市で、趣味は飲み食い、レコード収集です。


前職では、空間ディスプレイ業界と呼ばれる業界で木工造作の設計/制作と、現場の施工管理をしていました。



どんな仕事かイメージしづらいと思うのですが、わかりやすいところで言うとモーターショーのブースの制作など企業のプロモーションにまつわる空間の制作という感じです。


空間を作るという意味ではイナセと同じなのですが、必要となる知識や技術は全く異なるので、今は日々新しい知識を覚えることを楽しみながら働いています。



ここからは、なぜイナセに辿り着いたのかという話をしようと思います。


まず、自分の実家は植木屋を営んでおりまして、小学生から実家の植木屋の手伝いをしていたので、その時くらいから職人の仕事やデザインの仕事などものづくりに興味を持っていました。


そんなこともあって、中学からは美術やものづくりができる環境に身を置きたいなぁと考え、東京都は東久留米市に存在する全寮制の中高一貫校の自由学園という学校に入りました。


1人親元を離れ上京という形になったのですが、
今思えば12歳でそんな挑戦をさせてくれた親には本当に感謝です。

「本物を知る」と言うのがその学校のコンセプトだったので、学校内に本格的な木工所があったり、埼玉県の名栗という場所に植林地があったりと最高の環境でした。


カリキュラムも期待通りの内容で、



入学して最初の授業が6年間使う自分の勉強机を作ることだったり、
中1ながら八ヶ岳に登ったり、
豚の飼育に一生懸命になったり、


と普通じゃできないことが沢山できてとにかく楽しかったです。
ここに入ってよかったと心から思いました。


しかし、


自由学園という名前とは裏腹に寮生活は驚くほどのスパルタで、


全員丸坊主、5:30起床、乾布摩擦、洗濯は手洗い…



などなど、
かなり厳しい環境でした。
(現在はその辺りのルールもかなり緩くなっているらしいですが)


夜な夜なハダシで寮を脱走する同級生もいたりしました。


ですが、仲間と同じ釜の飯を食って苦楽を共にするのはとても楽しく、
総じて最高の中高6年間だったなぁと思います。



自由学園でのこのような経験から、
いろんな人と関わりながら一つのものを作り上げるようなことがしたいなぁ


と思うようになり、前の会社に入社しました。


空間ディスプレイ業界はデパートのショーウィンドウや街中のクリスマス装飾など、
多くの人の目に触れる仕事が多く、とてもやりがいがありました。



しかし、そういった空間の寿命はとても短く、一生懸命作っても、長くて1ヶ月くらい、短ければ1日で壊さなければなりません。


たくさん作って壊してを繰り返しているうちに、


「壊したくない…」



そんな思いが芽生え始めました。
それと並行して、商店建築などのメディアを通して店舗の仕事って面白そうだなぁ〜と感じ始めていたので、このタイミングで「店舗の仕事をやってみたい」と思いはじめました。



それが今年の春から夏ぐらいの時期のことなのですが、
ちょうど秋頃イナセのインスタに求人の投稿が現れました。



その投稿を見た瞬間に、
「これはチャンスだ!ダメ元でもいいからとりあえず受けてみよう」
と思い立ち、今に至るという流れです。



元々、イナセのことを知ったきっかけは池尻大橋の”UNDER THE SUN”というお店を手掛けられていたからでして、初めてその空間に足を踏み入れた時は本当にかっこいいお店だなと感動したのを覚えています。


デザインがカッコいいのはもちろんなのですが、細かい素材の部分や仕上がりがとても美しいと思いました。
きっとお客の側からは分からないこだわりもあるんだろうなぁとか想像して、どんな人が作っているのか気になって、イナセのインスタをフォローしておいたのです。



前職でいろんな空間や造作を見始めてから、
「隅々までこだわり抜いて作られた空間や造作ってオーラがあるな」
ということを思っていたのですが、イナセの仕事には正にそういうものを感じさせられました。



服でも、家具でも、料理でも、



熱量と技術と作り手のこだわりが詰まっているような作品はパッとみただけで「何かが違う」と思わされる気がします。



これは自分のフィーリングの話なので正確に言語化できていないのですが、


「目には見えないこだわりとかって必ず表に出てくる」


ということが言いたいんだと思います。



長くなりましたが、
自分もそういう仕事ができるように励む所存でございますので、
皆様ご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願いいたします!



最後に
今回のブログと何の関係もないことで恐縮なのですが、
1/28に下北沢カウンタークラブにて6時間DJするのでお時間ある方は是非お越しください!
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