選りすぐりの家具と余白を楽しむサロン空間
渋谷 宮益坂の裏手に佇む2フロアで構成されたサロン
モルタルをベースにした余白のある空間の中にオーナーがセレクトした家具や小物が並ぶ。
家具は木製で製作しており、1階はチーク、2階はマホガニーを使用している。
どちらも言わずと知れた、世界的な銘木であるが、その質感には全く違う風合いがある。
チークという木は油分が多く、船の甲板に使われるような樹種であり力強く、且つしっかりとした木目を持つ。
ビンテージ系の家具なんかにもよく見られる樹種であり、味わい深い木である。
1階には同じくチークで作られた名作椅子も並べてあり、当時のものが3脚も並べられている光景は一見の価値がある。
比べて、2階の家具に使われているマホガニーはチークに比べ、木目は柔らかく、どこか女性的な風合いを感じる(個人的観点から見て)
色としては赤身が強く、木目の奥行きも深く柔らかく大きな木目を持つことから、勝手なイメージで女性的という表現をさせていただいた。
2階にも名作椅子を並べているが、こちらはオークを曲げて作られた当時のもの。
言わずと知れた椅子であるが、オークで作られた当時のものが並べられている光景はこちらも一見の価値がある。
曲げて作られた形状がどことなく、マホガニーの木目の柔らかさと相まって空間のバランスを感じる。
こちらの案件は当社は施工担当として関わらせていただきました。
Complete 2021年9月
Location 東京都渋谷区
Area 114㎡/35t
Design 株式会社ソト
1F
2F