ダイナーとヘアサロン
既存店舗のレセプションおよびスタイリングスペースの改装をさせていただきました。
全面的な意匠変更とオペレーション改善のご相談を受け、「ダイナー」をテーマにした待合機能を備えるレセプションエリアを計画しました。
古材や装飾的なアメリカンビンテージではなく、キッチンの延長線上でスタッフが行き交う、機能的で少し慌ただしいダイナーの空気感をイメージ。
カウンターのステンレス部分には特殊塗装を施し、新品特有の艶や冷たさを抑えています。
基本レイアウトは変えず、ワンルーム空間の中でダイナーらしさを印象付けるため、カウンターバックの壁金属板の釘の打ち跡や、発光メニューとミラーを組み込んだ吊り什器、キッチンを彷彿とさせる扉やビビッドな赤タイルなど、分かりやすい要素を視線の集まる位置に配置しました。柱を巻くオレンジ色の棚も、その「分かりやすさ」を表現するディスプレイの一部です。
ファサードの開放感を高める為、セット面のミラーは大きくリサイズし抜け感の強く感じられるよう意識しました。
発光メニューには、劇場やダイナーのメニュー表示でも用いられるレタートラックシステムを採用。一般的に流通している既製品は文字盤が大きく、今回のスケール感には合わない為、レール部分のみをアメリカから取り寄せ、文字盤はサイズ・バランスを調整してオリジナルで製作しています。
どこか仮設的でラフな表情を持たせることで、空間全体の「ダイナーらしさ」をさりげなく強調しています。
Complete 2025年12月
Location Ebisu Shibuya-ku
Area 45㎡/13.6t














